ドコモモ・ジャパン(DOCOMOMO Japan)は2月5日、神奈川県立近代美術館の閉館に伴って「神奈川県立近代美術館(本館・新館・附属屋)と周辺環境の一体的保存に関する要望書」を提出したと発表した。
保存活用が決定している「本館」のみではなく、周辺も含めた一体的な環境の全体性が継続できる方法を検討してもらうことを目的としている。
要望書では、取り壊す方針の「新館」と「附属屋」についても、保存活用の可能性について検討を促している。
ドコモモ・ジャパンは、日本の近代建築を再評価するための活動を行っており、世界に誇れる文化遺産である神奈川県立近代美術館を、その環境とともに次世代に継承できるよう保存活動に取り組んでいる。
ドコモモ・ジャパン事務局は、日本大学生産工学部建築工学科 亀井研究室。
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