環境省は、15年度の産業廃棄物不法投棄状況をまとめた。不法投棄件数は894件。昨年度に引き続き減少した。
一方で不法投棄量は平成5年の調査開始以来最大となった。16年3月に摘発された岐阜県岐阜市の不法投棄56・7万トンが影響した。
建設廃棄物は投棄件数で5割、投棄量で9割と依然として高い割合を占めた。不法投棄が確認された建設廃棄物を種類別で見ると、がれき類が321件で木くず17件、その他建設廃棄物107件を合わせ総件数は445件。
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