ナイス(横浜市)を中核とするナイスグループは10月27日、健康と環境に優しい家づくりの学びと体験ができる施設「スマートウェルネス体感パビリオン」(横浜市鶴見区)の開設記念式典を行った。横浜市の林文子市長や施設を監修した慶応義塾大学の伊香賀俊治教授らが列席した。
![センター棟で行われたテープカットの様子](https://www.s-housing.jp/wp-content/uploads/2015/10/7a50f8532fcd485c686e2536bbca83cc.jpg)
記念式典の様子
新施設は同グループと横浜市、慶應義塾大学との共同で産官学の連携によって運営する。10月31日に正式オープンする。
体験と学びができるセンター棟と2棟のモデル住宅棟で構成。センター棟では、国が進める「スマートウェルネス住宅」について「温熱」「空気」「睡眠」「安全・安心」「省エネ・エコ」の5つの要素の体験を通じて学べる。
![断熱が施された部屋と無断熱の部屋の違いが体感できる設備](https://www.s-housing.jp/wp-content/uploads/2015/10/2a7498a67b87b518e78d01304f1d68f9.jpg)
断熱が施された部屋と無断熱の部屋の違いが体感できる設備
モデル住宅ではセンター棟で学んだ知識を実際の住宅で確認できるほか、木を使った室内空間が快眠性などにどのような影響を与えるか、慶応義塾大学との実証実験を共同で行っていく。
![モデル住宅の内部の様子](https://www.s-housing.jp/wp-content/uploads/2015/10/e49ab09c2106cf919c3fcb4633ca33ac.jpg)
モデル住宅の内部の様子
施設は事前予約制で一般にも公開する。
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