ＴＯＴＯ、気候変動に関する取り組みと情報開示で先進企業に選定

　ＴＯＴＯ（福岡県北九州市）は、国際ＮＰＯのＣＤＰから地球温暖化防止への取り組みを高く評価され、２０１４ 年度の「気候変動パフォーマンス先進企業（ＣＰＬＩ）」と「気候変動情報開示先進企業（ＣＤＬＩ）」に選定された。ＣＰＬＩへの選定は今回が初めて、ＣＤＬＩは３年連続となる。

　ＣＤＰは、国際ＮＰＯとして唯一、企業や都市の環境情報の測定や開示、管理を行い、共有するためのグローバルシステムを提供している組織。機関投資家と連携し、全世界で約５０００社、日本では５００社に対して、気候変動への戦略や温室効果ガスの排出量に関する情報開示の質問書を送付し、回答に基づいて気候候変動レポートを作成。気候変動の緩和や適応および透明性に対する取り組みに優れた企業をＣＰＬＩ、情報開示に優れた企業をＣＤＬＩに選定し、公表を行っている。

　同社では、「水」に関わる事業を展開する企業として環境への取り組みをグローバルに推進、環境貢献を強化するために、６月に「ＴＯＴＯグローバル環境ビジョン」を策定した。

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