積水化学工業、平屋市場に本格参入

　積水化学工業は、セキスイハイムの平屋「楽の家」を１１月５日から発売する。中高齢層をターゲットに、「気分が楽・身体が楽・家事が楽・家計が楽・将来が楽」の５つの「楽」を追求した。同社は、この商品の投入により需要が増えている平屋市場に本格参入する。

　同社の平屋市場の戦略は、将来のライフステージの変化に対応可能なソフト的な仕組みを備えているのが特徴。住み替えの場合は、大手ハウスメーカーが共同で運営する「優良ストック住宅推進協議会」が規定する、スムストックの条件に適合しており高価値での売買が可能。また、一般社団法人移住・住みかえ支援機構の「移住・住みかえ支援適合住宅制度」も利用もできる。

　販売価格は延べ床面積７３．６７ｍ^２のモデルプランでで１５５０万円から。販売目標は年５００棟を計画。