国土交通省が発表した今年8月の住宅着工戸数は8万4343戸で、前年同月比8.8%増、季節調整済年率換算値で96.0万戸となった。
住宅着工の動向については、リーマンショックにより大幅な下落となった2009年度以降、緩やかな持ち直しの傾向が続いており、「消費マインドの改善等もあり堅調に推移している」とした
ただ今後の先行きについては「雇用・所得環境の推移、東日本大震災からの復興状況、建設労働者の需給状況、住宅ローン金利の動向等を引き続き慎重に見極める必要がある」とも指摘した。
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