「あたらしい工務店の教科書」の巻頭言では、工務店経営における「不易」(本質)について考えていく。経営における最も重要な「不易」は「企業は人がすべて」だと理解して経営の基本にすえ、「人」が活躍し「人」が強みとなる組織を目指し続けることだ。
「不易流行」で経営する
新築需要の減少は一過性ではなく常態化するため、住宅業界もマインドセットの変更・産業構造の転換を迫られています。本書はそのなかで工務店が考えるべきこと・取るべき打ち手を整理した「あたらしい工務店の教科書」です。
基本テーマは「不易流行」(ふえきりゅうこう)としました。不易=本質を追求すること。流行=変化にあった打ち手を取捨選択すること。この両立によって自らを進化させ生き残っていくのが「不易流行」の経営です。
変化が速く大きくなる今後、従来は「不易」だったことでもアップデートを迫られ、「流行」の賞味期限も短くなっていくでしょう。本書のタイトルとした通り常に「あたらしい」経営を模索・実践し続ける必要があります。
「人」を経営の基本に
この巻頭言では工務店経営における「不易」について考えます。
経営の基本は「人・物・金」の質・量の向上とこれらの最適・最良の組み合わせを実践すること。これは変わることのない「不易」(本質)です。
特に重要なのが「人」です。「人」の質・量を向上すれば、「物」(建築・サービス)と「金」(売上げ・キャッシュ)の質・量も向上します。
住宅業界では職方を含め「人」の優先順位が低く、ある種「使い捨て」にしてきた感も否めません。ですが・・・
続きは「あたらしい工務店の教科書」(2024年6月30日発行、定価2420円)P8〜でお読みいただけます。定期購読者の皆様には新建ハウジング6月30日号の付録としてお届けしています。
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