低層賃貸・リフォーム環境対応で堅調を維持
低層賃貸住宅は受注戸数が+23ポイント、受注金額は+73ポイントと前期予想を大きく上回った。「物件の大型化が進み、受注金額の大幅増に」「ZEH対応の新商品が好調」などのコメントから、大型化や高付加価値化による単価アップが主な要因と見られる。第3四半期は受注戸数+18ポイント、受注金額+27ポイントと引き続き好調を予想する。
リフォームは受注金額が+46ポイントとなり4期連続のプラスに。電力価格高騰を背景としたレジリエンス商材や大型案件の受注が堅調に推移している。来期の見通しは受注金額+23ポイント。レジリエンス商材、断熱改装、こどもみらい住宅支援事業などに期待するコメントが寄せられた。
向こう6カ月の動向予測については、拠点展開(展示場含む)は15社中2社が「減らす」と回答。生産設備(工場含む)は1社が「増やす」と答えた。
「新商品開発」は「増やす」が4社で前回調査より1社減少。残り11社は「変わらず」と回答した。「販売用土地(分譲住宅用地含む)」は「増やす」「変わらず」ともに7社。「新規採用人員」は「増やす」が7社で前回より1社増加した。「減らす」1社のみ。「広告宣伝費」は「増やす」が0社(前回は1社)で、「減らす」が前回の1社から2社に増えた。利益改善に向け固定費の削減に努める様子がうかがえる。
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