神奈川県横浜市で“こばじゅう”の愛称で親しまれる小林住宅工業は、創業時から追求する「人が健康になる家づくり」を進化させている。家族と暮らしを災害から守るためにレジリエンス性能を強化。一方で、自社が手掛けた住宅のオーナー(OB 顧客)に対して暮らしを楽しむ仕組みを提供しながら、絆を深めている。
※この記事は、デジタル配信用に再編集したもので、掲載内容は取材時のものです。
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【小林住宅工業】所在地: 神奈川県横浜市瀬谷区南瀬谷2-2-20/設立:1971年/社員数: 正社員7人(うち大工3人)、パート5人、専属大工4人/年間受注棟数:新築16棟/新築平均坪単価:80万円/年間売上: 4億8000万円(新築4億3000万円、リフォーム5000万円)
小林住宅工業が手掛ける「自然(じねん)流健康の家」は、見えないところに用いる下地材も含めて、防虫剤や防腐剤を含まない生産地が明確な自然素材でつくる。天井材、壁紙、収納部、建具や無垢材に塗るオイルまで、化学的な材料を一切排除している徹底ぶりだ。
さらに、先人の知恵と伝統技術を生かし、調湿や保温、防音といった機能を家(躯体)自体に持たせることで、親から子、孫へと3世代が受け継ぐことができる家づくりとして確立してきた。
事業承継でさらなる進化を
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自然流健康の家。上質な素材の活用を徹底する姿勢でつくられた家
2016年に創業者の小林康雄社長が会長に就いた後、社長として経営を切り盛りするのは、長女の栄利子さんだ。栄利子さんは・・・
この記事は、『新建ハウジング別冊・ワンテーママガジン2021年9月号 がんばる地場工務店』(2021年8月30日発行)P.26~に掲載しています。
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