住友林業(東京都千代田区)は3月23日、苗木の育成から植林、木材の活用までのノウハウを一元化して提供する、トータルコーディネートサービスを開始すると発表した。
第一弾として、資生堂(東京都中央区)が「樹木との共生」をコンセプトに展開する新ブランド「BAUM(バウム)」へのサポートを実施する。同ブランドの容器材料に使用する「オーク(ナラ)」の苗木をBAUM店舗内で育成し、森に植樹するなど森林資源の有効活用をトータルサポート。店舗を樹木の恵みと出会える場とすることで同コンセプトを訴求し、「サステナブル」なブランドの実現を目指すという。
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住友林業の役割
近年、環境意識の高まりやESG投資の拡大により、森や木に関する注目が高まっているとして、同社が運営する森林・緑化研究センターでは住友林業グループが保有する木に関する様々な知見をトータルコーディネートサービスとして提供する事業を計画、実現した。
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BAUM 店舗イメージ
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