LIXIL(東京都江東区)は12月13日、住みながら家一棟まるごとの改修を実現する断熱改修工法「スーパーウォール(SW)工法リフォーム」の記者発表を行った。断熱性能0.019W/m・Kの断熱パネル(硬質ウレタンフォーム)を既存外壁の上から取り付けるもので、SW加盟店が提供する。2020年1月から東北エリアで先行販売を開始し、2021年4月から全国販売を予定している。
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既存の外壁の上から付加断熱パネルを施工する
新工法は同社が、1995年から新築住宅向けに展開している高気密・高断熱・高耐震構造の「SW工法」の技術を生かしたもの。通気層のある住宅でも、外装材を壊さず通気層を残したまま施工が可能。新開発の通気抑制プレートで通気層の下部を覆うことで、断熱性能を確保しながら湿気や雨水を外に逃がすことができる。
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赤い線で囲んだ部分にプレートが取り付けられてる
工事前に赤外線カメラを使った断熱診断システムで、建物の断熱性能を実測。必要な付加断熱性能を算出し、生活者にも分かりやすく、改修提案を行う。
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