電気工事や太陽光発電、風力発電などの設置工事を手掛ける安城電機(愛知県安城市)は、建設業向けの業務支援アプリ「フレマップワークス」を2020年4月に発売する。
「情報共有アプリはいろいろあるが機能が多すぎて使いこなせない」という声から、誰でも簡単に使えるように必要な機能だけに絞った。同社が独自調査をした結果、現場の職人が最も使っているアプリやシステムの上位3つはLINE、Google マップ、ドロップボックスだったという。フレマップワークスは、これらと同じような機能を組み合わせたもので、中高年層や外国人労働者に使いやすいアプリケーションとなっているのが最大の特徴。
地図情報と連携し、施工現場の位置、顧客情報や工事の進捗、設計図面、現場写真などのデータが一元管理できる。チャット機能で情報共有もスムーズに行え、他の業者と現場の位置情報と連携させて図面や写真、ワードやエクセルのファイルなどの共有も可能。
1ユーザーあたり月額800円、年額だと月額500円で1ギガまで使用できる。
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現場には複数の業者が介在するため業者ごとにワークスペースを作って管理(左)。現場の位置はマップで一目で視認(中)。タップすると現場名と工事の進捗状況が立ち上がる(右)
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同社独自アンケート調査の結果、一番使われているというLINEの機能を持たせたチャットツール。確認ボタンを付加し、認識不足の解消を図った
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