一般社団法人住環境教育協会(広島市)と一般社団法人全国古民家再生協会(東京都港区)はこのほど、「持続可能な循環型建築」に向けた新たな協定を締結した。国土交通省の「住生活月間」に合わせ、住教育の推進を目的として取り組むもの。「空き家」「空き室」の利活用促進と既存住宅の良質化を実践する人的ネットワークを構築し、「DIY型リノベ」と「古民家再生」を推進していく。
具体的には、「空き家問題の解決」とともに「未来の子ども達の為に持続可能な循環型建築社会」を創ることを目指し、全国各地の古民家再生協会で運営する「住育学校」と住環境教育協会の「DIY木の学校」を連携させる。
そのほか、2020年2月には住環境教育協会が実施・運営する「DIYリフォームアドイバイザー」講習試験が開催される。その上位資格となる「DIYマイスター」講習試験も広島市で開催予定。
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全国古民家再生協会顧問の井上幸一氏(左)と住環境教育協会代表理事の若菜幸子氏(右)
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