セコム(東京都渋谷区)と東京電力パワーグリッド(東京都千代田区)は、セコムの高齢者向け自宅生活サポートサービス「セコム・マイホームコンシェルジュ」と東電PGの「IoTプラットフォーム」を融合し、7月から家電の利用状況から顧客の異変を発見し解決する新たなサービスを目的とする実証試験を開始する。
実証試験では、セコム・マイホームコンシェルジュを提供している高齢者宅に東電PGのIoTプラットフォームの電力センサーを設置。消費電力量データを分析・活用した新たなサービスを検討していく。
セコム・マイホームコンシェルジュは、「セコム暮らしのパートナー久我山」の近隣エリアの高齢者を対象に「住み慣れた自宅でいつまでも安心して暮らしていく」ことをサポートする会員制サービス。IoTプラットフォームは、東電PGの子会社エナジーゲートウェイが運用しており、電力センサーを分電盤に設置して全体の消費電力量から個々の家電製品の消費電力量を推定することで、家電の故障予知や省エネ、見守りなどへの活用を検討するもの。
実証実験のイメージ
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。