パナソニック エコソリューションズ社(大阪府門真市)は5月24日、シリコン系太陽電池モジュールの出力温度係数(1℃の温度上昇に伴う変換効率の低下度合い)において、量産レベルとして世界最高水準となる-0.258%/℃を達成したと発表した。
今回の成果は、同社の太陽電池モジュール「HIT」の最大の特長である独自のヘテロ接合技術の改善をさらに進化させたことで実現したもの。これまでの出力温度係数(-0.29%/℃)を0.032ポイント上回った。
今回の出力温度係数の場合、夏季に想定されるモジュール温度である75℃時の変換効率は、一般的なシリコン系に比べて46%向上するという。
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シリコン系太陽電池モジュール
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